| 「おとうさんといっしょ」のスタジオ収録について、実際の体験記を公開しています。では、ここからスタート。 |
＜登場人物＞
◆けん坊 ・・・主役の４歳児。
◆まー坊 ・・・とばっちりの１歳児弟。
◆お母さん ・・・応募した人。当日付きそいの保護者。
◆お父さん ・・・「おとうさん」だけどいっしょには行ってない。 |
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１．おとうさんといっしょ、当たったー！
NHKにはかの有名な「おかあさんといっしょ」という番組がある。
映っているのは一般参加の子どもであり、ネットで応募して毎月抽選、見事選ばれたラッキーな子ども達である。
応募できるのは３歳になる月から４歳になる月まで。つまり13回。
しかし今回はその「おかあさんといっしょ」の話ではない。
けん坊も「おかあさんといっしょ」は毎月もれなく応募していたのだが、結局は13回ともハズレ。応募できる年齢をあえなく卒業してしまった。
もっとも倍率は数十倍ともいうし、あまり期待はしていなかった。
それよりもホールで行われる「みんなでどーもくん」や「ポコポッテイト小劇場」みたいな、たくさんの人が当たる観覧ものの方に気合を入れて申し込んでいたかも。
でもＮＨＫの子ども番組って本当に、なかなか当たらない。
往復はがきで申し込むものは落選ハガキが届くので、目にするお父さんが「なんでこんなに当たんないの？」と不思議がっていたほど。
チケット有料のファミリーコンサートでさえ一度も買えたためしが無いわが家であった。
ちなみに、ネットで申し込むものは当落に関わらずメールで結果が知らされる。
「ワンワンとあそぼうショー」やら「オフロスキーのワークショップ」やら、ハズレメールがどんどん届くが特に気にしない。
めげずにどんどん応募応募応募。
そんな感じで片っ端から応募していたら、ある日舞い込んできたメール。
「おとうさんといっしょスタジオ収録当選のお知らせ」
「おとうさんといっしょ」は４月からBSプレミアムで始まった番組。そのスタジオ出演者として、４歳児を募集していたのである。
このタイトルを初めてネットニュースか何かで目にした時は、あまりに単純なネーミングに、「おかあさんといっしょ」のパロディ版かエイプリルフールの冗談かと思った。
この「おとうさんといっしょ」。
番組ロゴも「おかあさんといっしょ」の赤いものを青くして「かあ」を「とう」に替えたただけである。
そんなわけで基本的には「おかあさんといっしょ」のスタイルを踏襲しているけど、おとうさんと遊ぶのがコンセプトなので身体を動かす企画が多いかな、という印象。
終盤に少し歌や体操のコーナーがあり、スタジオに集められた子どもが出ている。
今回はそのスタジオ収録に参加できる権利を得た、ということである。 |
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